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School of Physical Therapy, Western University 初回プレゼンテーション [カナダ]

関節モーメントと下肢3関節のtrade-offについて、こちらの教員と大学院生合わせて20名くらいに1時間講義させてもらいました。学部長にもきてもらいました。ここはWOMACの本場でもあり学部長の専門も膝OAですが、やはり大体は新しいことのようでした。しかし、やはり英語がまどろっこしく、まだまだ度合いを感じました。途中で少しだけ、自分の英語が早口になっていることを感じたのでいくらっか、鼻くそくらいは英語の進歩も見られていると思いましょう。仕方ない、これはまた次回としましょう。「BENの英語よくわかったって皆言ってたよ」と言って頂けましたが、Canadianおせーじ でしょう。途中でギャグを一発飛ばした(つもり)でしたが、「苦笑」で終わった感じでした。こっちが苦笑したいです。しかし一方でこのようなことを、日本では教えているのかと驚いて頂いたこと、治療場面の説明ではさらに驚いて頂いたことは私にはひとつの収穫でした。少なくともカナダと日本の違いを感じた瞬間でした。というよりはやはり個人間相違でしょうか。日本は未知のようです。慌てて講義風景の写真を取り損ねたのが残念で、この辺がまだ尻穴がひろがっていないところなのです。いずれにしてもいちいち自分の評価をする前に前に進まなくてはなりませぬ。
 さて、明日からは飛行機で3時間移動して、Winnipegというところに参ります。Winnipegはマニトバ州というやたらにでかい面積の州なのに、人口の半分以上がWinnipeg市内にいるということです。どういうことでしょう。私は海外では、「ここのテーマパークは日本でいえば『花やしき』だな」とか「これ『隅田川遊覧船』だ」とか言ってきたのですが、今回は日本ではどこを思い出せば良いのか見当がつきません。因みにここLondonの人口と私の住む足立区は似通った人口だということがわかっていましたので、面積調べてみたら、London 420.6 km²、足立区53.25 km²だって。どうりで原っぱが大きいわけだ。このWinnipegではDermoNeuroModuratingというテクニックを世界中で教えているDiane Jacobsさんのコースに参加します。Dermoは皮膚です。実は私の考えと近い部分があります。末梢神経の疼痛が彼女のテーマで、以前にSkintapingを送ったら、メールをもらい、個人的にも話がしたいと言ってくれていますので、それも楽しみです。Western大学で私が面倒を見てもらっているDave Walton(写真)もPainがテーマなんです。どうもこの後、「痛み」というテーマをバイオメカニクスと合体させるようことをしなさいと言われているように思えてきました。皮膚、バイオメカ、痛み・・・繋がるのでしょうか??まだまだ先は長そうです。
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