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赤毛のアンと4つのびっくり [カナダ]

Prince Edward Islandは赤毛のアン(Lucy Maud Montgomery)の島として有名である・・・ということをカナダに来てから知りました。そもそも赤毛のアンは読んだかどうか記憶に無く、カナダ観光のスポットから孫引きしただけでお恥ずかしい限りです。子供が帰国するため最後の旅行と思い、Prince Edward Islandに行って参りました。物語や著者のゆかりの地を回ってもありがたみが分からないと嫌だなと貧乏性がでて、前日に赤毛のアンの映画で予習しました。日本ツアー会社の評判がとても良いのと、赤毛のアンの背景をよく知らないために、日本語ガイドツアーにしてしまえ。運転不要だし、でもこれって女性のツアー? 見事的中、私と子供以外は全員女性、ツアーガイドも女性でした。女性一人旅もいました。男性一人旅ってのはビジネスでないと見ないですよね。何でですかね。私が日本で一番好きな場所のひとつが富良野や美瑛ですが、ここはそれを何倍にも大きくしたような場所です。ジャガイモも名産ということでやはり北海道でしょうか。緯度は樺太に相当するそうで冬は-20度以下になるということでした。Montgomeryさんの生家にあったビデオガイドは、英語、仏語の横に日本語がありました。如何に日本人がここにたくさん来られているかですね。こちらも夏休みということもあって、すごい混雑でアンの家は大渋滞。ツアーガイドは日本人大学生でカナダの国立難関大学に高卒から直接入学したという才女。かなり大変だったと思います。「本当に英語が英語が・・大変だったんです」と話をしてくれました。ビジネス専攻、留学、観光のインターンシップなどから夏休みにツアーガイドをしていると話してくれました。20代前半とは思えない堂々とした態度で、しかもしっかりした知識で楽しませてくれました。こういう底知れぬ強さを持った人が、こんな場所で頑張ってるんだなーと観光とは関係ないですが力強さを頂きました。(びっくり1!)。シャーロットタウンで夕食を取った後、外で食事をしている外人の顔が「あれーWesternの院生に似てるなー。だけどまさかこんな2000km近く離れたところにいるわけないよなー。老眼が進んでんのか、認識力が落ちてんのか、でも似てるなー。一応、声かけてみるか」と顔を出したら向こうが「Ben--!!」と急に立ち上がるのをみて、「 (私)なんでここにいるだー?」「生まれたところださー」「Benはなんでいるだー」「観光だー」と興奮。この優しい土地柄が彼の優しさに結びついたのかなと・・・。巡りあいですね(びっくり2!)。
 翌日はレンタカーで島に40もあるという灯台巡り。Apple Car Play付いてたのでiphoneをつなぐと、何と日本語ナビに、人間よりはるかにグローバル対応してるぞ(びっくり3!)。土地の英語名は訛ってましたが、お陰で迷いませんでした。ここのドライブはお勧めです。赤毛のアン好きなら垂涎ものだそうで、さらには世界で一番美しい島と言われているそうです(ガイド本)。やはり海はいいですね。写真撮りました。でっかい一眼レフ持ったおじいちゃんが夕日や花を撮っている気持ちが少しわかってきました。帰りは、シャーロットタウン、モントリオール、オタワ、ロンドンと3本トランスファー、間が30分ずつしかなく、結構大きい空港なので途中でダッシュ、「荷物くるかなー」 ところが最後の飛行機(38人乗り小型機)の最後部座席に座っていたら、飛行機に自分の荷物があるということが感じられ、カナダでこの能力は育成されているかも?(びっくり4!)。荷物出てきたときには「よく来た!!えらい!!」。ま、この力より英語かー。母親の具合もあり一時帰国しますが、月末には一人で戻ります。
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