WCPT2011

今回のWCPTはアムステルダムでした。体幹の皮膚の動きについての発表をしましたがイタリア人PTにかなり興奮して話しかけられ、その臨床的意義に同意して強く握手されました。またドイツ人の研究者からも良いフィードバックを受けました。・・その他何名かから質問を受けて、さすがに皮膚の重要性再認識ということもありませんでしたがこれからの研究方向はかなり明確になりました。同行したそれぞれDrコース、Msコースの方々も刺激を受けていたことは明確でした。私にもそろそろ剪断応力のセンサーが到着するのでここしばらくは、このセンサーとmotioncaptureで実験です。たくさんの日本の方とも話ができましたが夜の串焼き屋で名大Ｙ教授とばったり。。。お互いの生存確認終了・・・で。

　この学会では嬉しいことがありました。ひとつは、インターリハ柏木社長のお声かけでオランダの治療用ベッドメーカー、ウエサリング社の社長にオランダ郊外の案内と自宅に招待されました。オランダの庶民の歴史村を案内された後、これが豪邸というのだというものを見せて頂きました。また工場も見学させてもらい、ビジネスを熱く語られワインと手料理で舌鼓を打ちました。先週日本であたった牡蠣のお陰でまだ少しお腹の調子がいまいちだったのであまり食べられない状態でした。ちょうど、ドイツとノルウエー在住の教え子、NonaとAyakoが会いに来てくれたのでこの社長邸に来てもらい、胃袋を借りました。彼女たちはそれぞれ靴のマイスター資格を取得したりスウエーデンの大学に進学を考えていたりそれぞれの人生をしっかりと歩んでいます。こういう外国へ突っ走るのに、男性がいないのが寂しい処ですね。帰ってきたら応援してあげようと思います。やっぱり良く食べます。

コメント 3

学会お疲れ様でした。
はじめまして。実は以前にもコメントした事あります。
僕は日本のPTで今オーストラリアの大学にPTの資格を取るため通っています。目標はこちらでPTとして働く事です。
男性も外国にいるんだぞ、って事を一応アピールしておかなくては、と思い笑、コメントしました。なかなか大変な道ですが、貫いていきたいと思っています。
ブログ書いてるので時間があれば覗いて頂けたら幸いです。オーストラリアのPT事情など書けたら、と思っています、が、脱線しまくりです。
http://ameblo.jp/physioau/
by nam (2011-06-30 21:04) 

nam様
私のブログへのコメントありがとうございました。先生のような方もいることを知って安心（笑）いたしました。私もオーストラリアではクイーンズランドに３回研修旅行に参り、その中身よりもあちらのフィジオの方々との飲み会での団欒や日本に招待した際の人間性には感動しました。クリニックの見学もたびたびさせて頂きました。自明のことと思いますが、いろいろな方がいらっしゃいます。そんなことから、国内外でもオリジナリティの高い仕事をしている人のすばらしさを感じております。日本も外国も無い、ただ人の違いを感じている次第です。でも先生のような方もいて安心いたしました。是非オーストリアで勤務するという目標ではなく、もっともっと広げて行ってください。
by BENBEN7 (2011-07-01 01:40) 

返信ありがとうございました。男性は何もしてないって思われたら悔しいですから笑。僕は「世界」という基準でPTを知りたいと思っていてその一歩がオーストラリア、という気持ちです。外国に行っているから偉いとはまったくう思ってなく、ただ僕のワクワクがそこにあったという事だと思っています。しかし当然ながら壁も沢山あり、この前行った実習では自分の語学の無さにより伝えられないという事を痛感しましたし、「外国人」という事を感じる事もあります。だけど、挑戦ですよね。人生。そう思ってやってきたいと思います。まだまだ20代の未熟者で国内にも国外にも学ぶ事は沢山ありますので、色々な人の意見アドバイスを受けながら一歩一歩やっていけたらと思っています。もし時間がある時ブログを覗いてもらってアドバイスなど頂けたら本当に最高です。
「皮膚の運動学」送ってもらいこちらで読んでますので、これをオーストラリアに広められるように頑張っていきたいと思ってますので笑。
自分のワクワクを信じて一歩一歩やっていきます。返信ありがとうございまいした。先生に自分の存在が伝わったという事、とても満足しました。頑張れそうです。失礼します。
by nam (2011-07-01 13:02)